昭島の歯科・歯医者【関歯科診療所】歯周病・予防の総合歯科治療 インプラント、矯正歯科、審美歯科、ホワイトニング

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私の考える歯医者の選び方②

掲載日:2019/12/18

 こんにちは。

 歯周病予防、虫歯予防、歯周病治療、虫歯治療、咬み合わせ治療、義歯治療、審美治療
 全てに於いてクオリティの高いものを追求しています。

 昭島市の歯科医院 関歯科診療所 院長の関豊成です。

 さて、本日はシリーズ『私の考える歯医者の選び方』第二回です。

 今回は『虫歯って肉眼で見えるの?』です。

 昭和の頃と違い、歯を磨くという行為が一般化してきた昨今
 虫歯の数はかなり減りました。

 それでも、やはり虫歯治療にいらっしゃる患者さんの数は
 相当数あるのも事実です。

 未だに《歯医者は虫歯になったらいく場所》という認識が
 根強く残っている事の証明なのかもしれません。

 本当は《歯医者は虫歯や歯周病にならない為にいく場所》という認識に
 さらに多くの方々が変化してくださると最高に嬉しいというのが偽らざる本音ではあります。

 ですが虫歯になってしまったら、やはり治療しないわけにはいきません。

 その時にちゃんと『う蝕検知液』というものを使ってもらってください。

 う蝕=虫歯=カリエス
 全て同じ意味です。

 『う蝕検知液』『虫歯の染め出し液』『カリエスチェッカー』『カリエスディテクター』
 色々と名称はありますけれど
 つまりは虫歯に罹患した歯の部分を選択的に染め出す薬液です。

 虫歯は細菌感染症です。
 ですから、まずは虫歯の原因菌を確実に取り除くことが必要不可欠です。

 細菌を取り残して、その上から修復してしまった場合
 患者さんがどれだけ歯磨きを頑張ってもブラシがかからない場所に
 虫歯の原因菌が存在することになります。

 結果的に、何故か治療した歯の内側から虫歯が再発するという
 謎の現象が起きます。

 しかしながら虫歯の原因菌に関わらず
 細菌は肉眼では見ることが出来ません。
 どれだけ高倍率のルーペやマイクロを使用しても見ることが出来ないのです。

 つまり、細菌感染を起こしているかどうか
 そのまま見ただけでは絶対に分からない。

 その罹患した部分を可視化するのに
 『う蝕検知液』が必要なのです。

 う蝕検知液を使用することでもう一つメリットがあります。

 それは『歯を削り過ぎない』ということです。

 往往にしてう蝕検知液を使わない歯科医師から聞くのが
 「しっかり歯を削るから取り残すはずがない」という台詞です。

 おいおいオイ。
 と、ツッコまずにはいられません。

 必要以上に歯を削れば、歯の脆弱性が増します。
 そもそも今では健全な歯質は極力残そうというのが当たり前の時代に
 何をおっしゃる。

 う蝕検知液を使用することで罹患した部分を選択的に削ることができるので
 健全な部分は可及的に残すことができるのです。

 う蝕検知液には青色のものと赤色のものが有ります。
 これはそれぞれの先生の好みや考え方がありますので
 特にこちらが良いというような事はありません。

 私は虫歯が深くなると歯髄(歯の中に通っている神経と毛細血管)が近くなり
 その赤い色と検知液の赤い色が判別困難になる為に青い方を使っています。

 と、いう事で
 虫歯治療をしてもらう際は
 『う蝕検知液』を使ってもらってくださいね。

 歯をしっかり治したい!と、切望されている患者さんが
 ご自分に合った先生に出会えることを祈っています。

 では、また。

 昭島市の歯医者さん 関歯科診療所 院長の関豊成でした。

 *画像はニシカ日本歯科薬品株式会社のホームページよりお借りしました。

目指す未来像

掲載日:2019/12/17


 こんにちは。

 歯周病予防、虫歯予防、歯周病治療、虫歯治療、咬み合わせ治療、義歯治療、審美治療
 全てに於いてクオリティの高いものを追求しています。

 昭島市の歯科医院 関歯科診療所 院長の関豊成です。

 12月も半ばを過ぎ
 今年も残すところあと半月弱。

 日々寒さも増していくように感じますね。

 年末ということもありますし
 今日は今後自分が目指す未来像について考えてみようと思います。

 まず、歯科医師になってから一貫して持ち続けている目標がありまして
 それは高いレベルのゼネラリストになる事。

 つまり高レベルで全体を診れる歯科医師になる事です。
 何年か前にも書きましたが
 『治療は掛け算』という言葉があります。

 患者さんとのコミュニケーション、ブラッシング指導を含む歯周病治療、矯正治療
 外科治療、虫歯治療、根管治療(歯の根っこの中の治療)、欠損補綴治療、歯冠補綴治療、咬合治療
 これらの分野のうち一つでも失敗(=0点)してしまえば
 治療行為が掛け算である以上
 その治療は0点、つまり失敗である。という事です。

 だからこそ、一つ一つの分野をしっかり学んで高レベルでの治療が出来るように
 13年間努力して、ある程度のレベルには到達したな。と思えるようになってきました。

 その上でここ最近自分が思い描く自分の目標は
 ゼネラリストのスペシャリストでありながら
 スペシャリストのゼネラリストでもある
 というものです。

 なんだか禅問答みたいですね(笑)

 全体を診る、ということに非常に長けた歯科医師であると同時に
 各々の分野においてもスペシャリストとしてありたい
 という事です。

 その為に今年は今まで以上に外の世界に飛び出て
 色んな考え方の歯科医師、歯科技工士、歯科衛生士の方々とお話をさせていただきました。

 お陰様で数年前までは学会シーズンの少し前くらいから忙しくなっていたのが
 年間通して休みが無い!となるくらい忙しい一年を過ごさせていただきました。

 出会えた方々は、どなたもとっても素晴らしく、歯科医療に熱い気持ちをお持ちの方が多く
 私自身を大きく成長させてくださったと思います。

 この出会いに感謝しつつ
 来年もまた全力で突っ走ってやろうと思っています。

 たまに息切れしたら
 ちょっと休んでまた走れば良い話なので
 とりあえず、常に全力で行こうかなと。

 ちょっと早いですが
 今年も一年間ありがとうございました。

 皆々様、良いお年をお迎えくださいませ!

私の考える歯医者の選び方①

掲載日:2019/12/16

 こんにちは。

 歯周病予防、虫歯予防、歯周病治療、虫歯治療、咬み合わせ治療、義歯治療、審美治療
 全てに於いてクオリティの高いものを追求しています。

 昭島市の歯科医院 関歯科診療所 院長の関豊成です。

 もう何年もの間、患者さん方から
 『もっと早く先生に出会いたかった』
 『歯医者の選び方が分からないから苦労した』
 などというお話をお聞きします。

 確かに、歯医者の数はコンビニより多くなって久しいですし
 色んな医院のホームページを見ても
 『地域の皆様に貢献する』ウンタラカンタラ
 『患者様を自分の家族だと思って』なんちゃらかんちゃら
 と、同じ様な文句が書いてあって
 どこを選んで良いのか分かりませんよね。

 中には本気で地域に貢献したい!と熱い思いをお持ちの先生も居ます。
 本気で患者さんを自分の家族だと考えている先生もいるのかも知れません。

 でも、言葉だけでは嘘か誠かよくわからないのも事実だと思うのです。

 そこで私が思う『そこまで間違えない歯医者の選び方』をここに記して
 少しでも皆さんの役に立てばいいなあ。と考えたわけです。

 何回かに分けてシリーズ化しようかと思います。

 第一回のテーマは『そこに歯科衛生士は居ますか?』です。

 歯科衛生士、実際は何が出来るのか。
 法的に患者さんのお口の中を触って良いのは
 歯科衛生士と歯科医師だけです。

 歯科衛生士は歯科医療に携わる為に専門的な短期大学や専門学校に通い
 国家試験に合格した者だけが名乗れる立派な国家資格です。

 それに対して歯科助手は白衣を着て、歯科医院に勤めたその日から歯科助手なのです。
 専門的な知識はもともと持っていない所からのスタートですし
 法的に患者さんのお口の中を触る医療行為を行うことは許されません。

 ですので、歯石除去を行って良いのは歯科医師または歯科衛生士だけなのです。
 歯科衛生士と歯科助手は同じ白衣を着ていても
 全く違うものなのです。

 専門的な知識を持ち、同時にプロとしての思考を教育されてきた人だからこそ
 しっかりと歯石除去が出来ると思うのです。

 例えば当院で働いている者は全員、有国家資格者です。
 つまり歯科医師と歯科衛生士しかおりません。

 その上で全員がセミナーや学会などに参加し
 専門誌を読んで卒業後も学び研鑽を続けています。

 だから関歯科診療所へきたら良いですよ!!という訳ではなく
 (来てくれたら嬉しいですしめちゃくちゃ頑張りますけど)
 やはり正しい知識を持ってご自分の歯を守るために
 良い歯医者さんに出会って欲しいと心底思うのです。

 同業者の方にはもしかしたら耳の痛い話かも知れません。
 確かに、経営する側からすれば
 歯科衛生士と歯科助手では人件費が全く違います。

 でも、私たちがやっていることは医療です。
 ご自分がお医者さんに行った時に看護師の資格の無い助手さんに点滴のルート確保されたいか?と考えれば
 答えは明確になると思います。

 勘違いしないでくださいね。
 歯科助手を否定するものではありません。

 歯科助手には歯科助手の大事なお仕事があると思っています。
 患者さんの立場に立って考え、患者さんとのコミュニケーションを図ったり
 専門職の皆が目の届かない場所のお掃除をしたり
 受付業務を専門的にしたり。 

 ただ、お口の中を触る歯石除去などの医療行為は
 ちゃんと専門知識と技術を磨いている歯科衛生士じゃなきゃダメなんです。

 というお話。

 経費を削減するために歯科助手に歯石除去をさせている歯科医院では
 治せる歯周病も治る訳がないんです。

 日本国民の歯の喪失原因第1位が歯周病であるという事は厳然たる事実ですし
 その歯周病を治すのも予防するのも
 歯科衛生士の歯石除去やブラッシング指導、食事指導が一番効果的なのも事実です。

 少し攻撃的かな。
 でも、誰かがこういったことをちゃんと伝えないと
 どんどん歯科界に自浄作用が無くなって
 結果として自分たちの仕事を誰にも誇れなくなってしまうんじゃないかと。

 本気で皆さんの歯を守りたい!と思って日々研鑽している歯科医師、歯科衛生士は居るんです。
 そして、本気でご自分の歯を大切にしたいと願っている患者さんも沢山居ますよね。
 その先生たちと患者さんたちが出会えたら、それはとても幸せな事なんじゃないかな。
 そう思います。

 本当に地域に貢献したい!患者さんを自分の家族だと思ってる!のであれば
 専門知識の無いスタッフに患者さんのお口の中を任せるでしょうか?
 全く勉強をしない歯科衛生士をそのまま容認するでしょうか?

 ・歯科衛生士が歯周治療に従事している
 ・歯科衛生士がいなくても歯科医師自ら歯石除去などの歯周治療を行っている
 ・歯科衛生士と一緒に学会などに参加している
 この3点はご自身が歯周病予防や歯周病治療をお望みの場合
 是非とも見ておいて欲しい事だと思います。

 今回は歯科衛生士の重要性についてお話をしました。

 次回は虫歯治療の際に見るポイントについてお話しようと思います。

 皆さんが本当に信頼できる歯科医院、歯科医師、歯科衛生士に出会えることを
 心から願っています。

 では、また。

 昭島市の歯医者さん 関歯科診療所 院長の関豊成でした。

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