昭島の歯科・歯医者【関歯科診療所】歯周病・予防の総合歯科治療 インプラント、矯正歯科、審美歯科、ホワイトニング

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目から鱗。

掲載日: 

     こんにちは。

  昭島市の関歯科診療所 院長 関豊成です。

  本日は雨天なり。

  もうすぐ12月に突入ですから
  この時期の雨は一層寒さを感じますね。

  そんな中でも
  予約を守ってしっかり通院してくださる患者さんに
  感謝です。

  患者さん方の
  『治したい』『綺麗になりたい』
  『ご飯を美味しく食べたい』
  『口元を気にせずお喋りしたい』
  という強い思いが
  僕たちのモチベーションにもなります。

  しかし、患者さんご自身に診療所へおいでいただかなくては
  僕たちには出来ることがありません(苦笑)

  これから更に寒くなり
  体に堪える季節が来ますが
  一緒に頑張って可能な限り
  お口の中の健康を取り戻すために頑張って参りましょう。

  て、ことで本題です。

   さて。

  昨日は日曜日でしたが。

  僕は半蔵門にいました。

  『日本顎咬合学会関東甲信越支部若手ベーシックセミナー』
  に参加してきました。

  昨日の講師は
  明海大学の辰巳准教授でした。

  テーマは『歯周外科を前提とした歯周病治療』

  非常に為になりました。

  今までも当院では
  歯周外科、その中でもとりわけ歯周病治療における外科を
  中等度~重度歯周病を治すうえで必須のものととらえ
  日々精進し、多くのオペを行って来ました。

  しかしながら、昨日の講義には
  これまでの治療の精度を更に向上させる要素がいっぱい。

  僕にとっても目から鱗の話がいくつもあって
  ウキウキしてしまいました。

  早速、今日のお昼休みに
  昨日連れていけなかったスタッフ達に
  (昨日はドクター向けのセミナーでした)
  昨日学んだ内容を話しました。


  今日から臨床に取り入れられる所は取り入れて
  システムを再構築すべきところは話し合って
  改善していく事にしました。

  ところで、昨日の講習の中で興味深いデータが出ていたので
  ちょっとご紹介しておきますね。

  それは、歯石除去についてのデータなのですが。

  歯石とはどの様なものか
  というのはこちら(link)でお話をさせていただいていますので
  今回は割愛させていただきますね。

  興味をお持ちいただける方は
  是非読んでみて下さいませ。

  で、そのデータとは何か。

  非外科の環境下で歯肉縁下歯石(歯肉に隠れている歯石)
  を除去した時に歯石を取り残す確率についてのデータなんです。

  それぞれ、歯周ポケットが3ミリ以下・3~5ミリ・5ミリ以上の環境下で
  という条件が設定されています。

  歯周ポケット3ミリ:歯石の取り残し17パーセント
  歯周ポケット3~5ミリ:歯石の取り残し61パーセント
  歯周ポケット5ミリ以上:歯石の取り残し89パーセント

  凄い数字じゃないですか?
  でも、この数字は熟達したベテランのプロが
  歯石を取っているにもかかわらず、の数字です。

  なぜ、こんなにも残るのか。

  それはひとえに盲目下の環境で行われているからです。
  人間の歯茎は、その中を透かして見ることが出来ないからです。

  逆に、透かして見えない環境下でこれだけ取れている方が
  凄いのかもしれませんね。

  これは術者を責められません。

  しかし、この取り残された歯石によって
  歯周病は更に進行していくのです。

  だから、僕たちは外科的に歯肉を開いて
  歯周外科を行うのです。

  目視できる環境下で歯石を取り残すことはありえませんから。

  更にはそこに再生療法として
  歯肉の移植や、骨を作ったりして(両者とも保険外です)
  ご自分の歯を最大限残す努力をしていくわけです。

  歯周病を治すためには
  ご自身でのブラッシングの熟達が大前提ですが
  それと同時に必要な治療を必要なタイミングで
  しっかりと行う事が大切なんですね。

  文章だけだと、伝わりづらいかもしれませんね。

  治療を行う際に
  必ず当院ではご説明をさせて頂いています。
  その際には模型や絵を使って分かり易い説明を心がけています。

  ですから、本気で歯周病を治したいと思って
  来院される患者さん方にはとても喜んでいただいてます。

  少しでも多くの方に
  歯周病の実態とその怖さ
  そして治療法について正確な認識をお持ちいただいて
  しっかりと足並みを揃えて治療に臨めたらいいですね。

  ちなみに、歯の喪失原因ナンバーワンは『虫歯』じゃないんですよ。
  『歯周病』なんです。
  ご存じでした?

  患者さんの理解が深まると
  治療の効果もさらに上がったりするものです。

  分かって頂けると嬉しいなあ。

  と、いうことで本日はお開きです。

  では、また。

親父巡り。

掲載日: 

     こんにちは。

  昭島市の関歯科診療所 院長 関豊成です。

  なんだか最近寝つきが恐ろしく悪くて
  というか寝れなくて。

  夜中にツタヤで借りた映画や海外ドラマを見まくっています。

  最近のお気に入りは
  『キャッスル』と
  『ホワイトカラー』です。

  どちらも主役は警察に協力するコンサルタント的な人。
  うーん、勧善懲悪な話は水戸黄門や鬼平犯科帳から変わらず
  大好物です。

  そこ、変わらないですねー。

  しかし。
  ベケット可愛い!!

  。。。あ

  すいません。
  個人的嗜好さらけ出しすぎました。

  では、本題。

  さて。

  親父の七七日も滞りなく済み
  徐々にですが
  自分たちの生活のリズムも取り戻しつつある今日この頃。

  とは言え
  どうしても気分は上り調子にはならず。

  そこで、ちょっと目先を変えてみました。

  思い出に浸り悲しむのではなく
  更に思い出の上書きして行こう。

  と、いうことで。

  親父の大好きだったお店に行き
  大好きだった料理を食って
  そのお店に新たな思い出を作ってくる。

  多分、思い出す事が多すぎて
  最初は辛いかもしれないけど
  少しづつ上書きをしていって
  辛さが和らげばいいかな。と。

  で、『親父巡り』です。

  ただ、そこらへんのオジサンたちに
  会いに巡ってくるわけではありませんよ。

  そんな妙な趣味はあまりありません。

  もとい。

  何件か行きたいお店はあるのですが
  まずは2件。

  どちらも親父がこよなく愛したお店で
  とても好きな大将が居るお店でした。

  それぞれのお店で
  僕の知らない親父の話を聞かせてもらい
  思い出話をし
  美味しい料理をいただいて帰ってきました。

  なるべく明るく楽しく過ごすように努めました。

  それでも、涙が出てきそうになることもあったりして。
  だけどその涙は悲しさに打ちのめされるような
  そういう救いの無い涙ではなくて
  どちらかと言えば
  心がちょっと休まる涙だったと自分では思います。

  いや、結果的に泣いてないですよ?

  親父の為に泣いてくれる人が居て
  僕らの為に泣いてくれる人が居て
  励ましてくれる人がここにも居て
  ありがたいなあ。。。

  みたいな感じの心が温まる時間でした。

  また行きたいなあ。
  いや、味も格別ですしね。

  うん、また行こう。

  今日はそれだけの話です。

  あ、写真ですか?
  撮影してませんよ。

  撮影して親父に見せたら
  絶対、親父は嫉妬しますから(笑)
  「俺にも食わせてくれ!」

  では、また。

学生よ、大志を抱け。(偉そうでスイマセン)

掲載日: 

   こんにちは。

  昭島市の関歯科診療所 院長 関豊成です。

  このブログ
  元々は『副院長ブログ』でした。
  僕自身の肩書も『関歯科診療所 副院長』でした。

  父が亡くなって
  自分が跡を継いで肩書も『関歯科診療所 院長』になり
  ブログも『院長ブログ』になり。

  うーん。
  なんか、複雑なんですよね。

  僕にとっての関歯科診療所の院長って
  親父なわけで。

  「院長!」って呼ばれても
  イマイチピンとこない。

  そのうち、しっくりくる日が来るんですかね。
  別に、僕は「豊成先生」のまんまでも
  いいかなあ、呼び名くらいは。

  最近、そんなこと考えたりしてます。

  ほんでもって、今日の本題へ。

   さて。

  昨日11月20日をもって
  今年度の歯科衛生士実習生の臨床実習が修了致しました。

  毎月、入れ替わり立ち代わり
  2名づつの実習生が見学・実習をしに
  当院に来ていました。

  彼女たちはこれから
  卒業試験と
  それに合格したら
  国家試験を乗り越えなくてはなりませんが

  それを乗り越えたら晴れて
  国家資格をもった歯科衛生士となります。

  毎月、実習に来る子達に
  手を抜こうとすればどこまでも抜けるが
  そうなってしまわずに
  こだわって真摯に仕事をすればどこまでも深く追求できる
  歯科衛生士と言う仕事がいかに楽しく素晴らしい仕事なのかと伝えるように
  僕自身腐心してきました。

  果たして、どこまで伝わったか。。。

  伝えることはとても難しく
  とてももどかしい思いがありました。

  そんな中でも
  衛生士になったらこんな診療所で働きたい!
  と言ってくれる子が幾人か
  出てきてくれたのは僕ら診療所の人間にとっては
  とても嬉しい事でした。

  出来れば、全ての学生さんたちに
  どんな小さなことでも見て見ぬふりをしない
  責任感を持った歯科衛生士さんになってもらいたいなあ。
  と、思っています。

  彼女たちに色んなことを教えたり指導したりする中で
  自分自身も勉強になることが沢山ありました。
  感謝ですね。

  彼女たちにとっては
  歯科衛生士になるのがゴールではなく

  歯科衛生士になってからが
  本当のスタートです。

  患者さんに愛され、自分自身も毎日の業務に張りを感じられる
  素晴らしい歯科衛生士さんになるのも

  毎日が同じ事の繰り返しでつまらないと感じながら
  お金を稼ぐためのツールとして衛生士業務を行うのも

  スタートは自分自身の想いと情熱からです。

  自分たちの将来に希望を持って
  歯科衛生士になってもらえたら
  受け入れをしている僕たちも
  とっても嬉しいです。

  ってことで。

  学生さんたちが
  このブログを読んでいるかどうかは定かではありませんが(笑)

  一年間お疲れ様でした。
  卒試と国試、きばってきんさいー!!

  では、また。

  豊成でした。

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